リコメンドファブリックvol.3 PIACENZA ピアチェンツァ 2020SS

リコメンドファブリック第三弾はラグジュアリーの極み、イタリア最高峰のミル。

PIACENZAピアチェンツァのサマーカシミヤコレクション。

創業はなんと1733年。

日本の歴史で考えると徳川吉宗の時代ですね。

現在は13代目のカルロさんがファミリーを導きます。

起毛仕上げに用いるアザミの実のマークが誇らしげに輝きます。

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日本では知名度が決して高くない同ブランドですが、高級繊維を扱わせて右に出るものはありません。

秋冬に大好評頂いたベイビーキャメルのコレクション"DUNES"デューンズも記憶に新しいですが、今回ご紹介するのは、カシミヤの中のカシミヤ、内モンゴル産の中でも最も繊維が細く高価な「アラシャンカシミヤ」を用いたサマーカシミヤファブリックのコレクション。

最高のカシミヤを用いて最高のミルが織った生地、これ以上のクオリティは望めません。

1ブックの中でさらに4種類のクオリティがあります。

早速ご覧下さい。

1)"ALASHAN BREEZE"

for Suits & Jackets

シルク49% カシミヤ34% リネン17%

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春夏の代表的な素材にウールシルクリネンの3者混がありますが、こちらはなんとシルクカシミヤリネン!

こんな混率の生地は見た事がありません。

そして1m辺り170/190gととにかく軽い。

そして素晴らしいカラーバリエーション。

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淡い色もとても美しく表現されています。

染色技術はもちろんの事、

色彩感覚の豊かさにも惚れ惚れ。

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ブルーも間違いない美しさ。

ピアチェンツァも例に漏れず、イタリアの生地メーカーは何をおいてもブルー、そしてアースカラーへのこだわりと愛情を強く感じます。

コシと艶を加えるシルク、爽快な風合いを足してくれるリネン、3者が絶妙なハーモニーを奏でます。

ジャケットはもちろんパンツもお仕立て可能な素材。

今の時期はお預けですが、リゾートのお供に「アラシャンブリーズ」のセットアップ、最高ですね。

2)PANAREA for Jackets

シルク52% カシミヤ48%

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しっとりと落ち着いた風合い。

柔らかく軽くガーゼの様なジャケット生地はなんと30色以上。

生地を画像で全部お見せするのは従来好みませんが、これはぜひ見て頂きたい!

<ブルー系その1>

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見た事がないブルーがあります。

< ブルー系その2>

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圧倒的なブルーのボリューム。

<オフホワイト〜ブラウン〜グリーン>

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アースカラー、好きです。

<ピンク・オレンジ・レッド系>

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品のある艶やかさ。

<モノトーン系>

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高い技術を持つミルだからこそ実現できる独自の混率の生地、そして圧倒的なカラーパレット。

ピアチェンツァの力を見せつけられます。

3)ALASHAN BREATH

for Suits & Jackets

カシミヤ100%

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憧れのカシミヤ100%のスーツ生地の登場です。

風に乗って飛んでいけそうなトロトロサラサラの風合い。

一見普通のビジュアルなのが逆に凄みと贅沢感を感じます。

<ソリッド>

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<シャークスキン>

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繊維が細いので極めて細かくエレガントなシャークスキン。

こういうのを何食わぬ顔で普段にさらっと着ていたいと妄想します。

<チェック>

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格子柄はベースと同系色で上品に表現されています。

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組み合わせを計算し尽くされたデリケートな色合いがたまりません。

極上のカシミヤであえてのこの柄と配色というのがグッと来ます。

この上なく軽く柔らかく、そして繊細なスーツ。

でもこれ見よがしでなく。

エレガントの極みです。

4)ALASHAN FANTASY for Jackets

カシミヤ92% シルク8%

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綾織でいわゆるカシミヤらしさが最も感じやすいコレクション。

これまた柄と配色が素晴らしい。

クラシックエレガントの教科書の様な色柄が並びます。

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カシミヤが良いものとは分かっていましたが、最高級のカシミヤ素材を使って最高のミルが織るとまた別次元の良さになるという事が今回良く分かりました。

カシミヤにもピンとキリが歴然とあります。

これほど価値があるものは自ら体感して価値をお伝えしたいと思い、清水の舞台から飛び降りてALASHAN FANTASYでスポーツジャケットを仕立てました。

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もともと軽く柔らかいスポーツジャケット。

アラシャンカシミヤで仕立てようものなら、本当にエアリーで飛んでいきそうです。

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でも良い仕立てと良い生地で、ちゃんと立体感が出ます。

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上品な艶があります。

生地で見ても良さは伝わりますが、やはり仕立てると何倍も良く見えます。

着てみました!

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まず感じるのは滑り感。今まで味わった事のない

しっとりと体が包まれる感があります。

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全体のドレープ感から生地の柔らかさが見て取れます。柔らかくて軽くて、本当に着ているか不安になる位です。

カシミヤジャケット、病みつきです。

PIACENZAピアチェンツァのサマーカシミヤコレクション、いかがでしたでしょうか。

最高の素材に最高の技術で向き合って織っているというのはご理解頂けたと思うのですが、実はコストパフォーマンスも最高なのです。

織元であるピアチェンツァは、クオリティに対してとてもフェアな価格で生地を提供してくれています。

同等のクオリティでこれよりリーズナブルな生地メーカーはもちろん存在しません。

そんなところもおすすめのポイントです。

「カシミヤのスーツやジャケットを試してみたい」

「とにかく着心地の良いジャケットが欲しい」

という方は、ピアチェンツァのカシミヤコレクション、候補の一つにいかがでしょうか。

良いお買い物になる事と思います。

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Posted by Tomohiro Hayashi

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